特攻機の燃料
特攻機には一般的に片道分の燃料しか積ましてもらえないというが、実際は、レーダーを避ける為に、低空飛行の連続と爆弾を積んでいるので満タンでも足りなかったぐらいなのです。
また、敵艦に突っ込む際に燃料が火災を大きくして威力を拡大させる効果もあったのです。一応上官からの命令で燃料を減らせとの指示はあったみたいなのですが、現場の整備員たちは、「特攻隊に片道燃料などという酷いことが出来るか!」などといい命令に背き燃料を満タンにしていたのです。しかし、帰還するものは、ほとんどいなかったのです。
それは、命令が体当たりしての爆破だったからなのです。満タンにすることは、整備員のできる最大のやさしさだったといえます。特攻隊たちが憂いなく出発できるように、戦闘機の整備できるだけ完璧にされたのですが、当時の工業生産力は限界で品質は酷いものだったのですその為、戦闘機の不調により未帰還、中止帰投する事がよくあったのです。